五輪クライミング 種目
五輪〝クライミング〟リード種目
12m以上の高さをもつオーバーハングした壁を、命綱であるロープで確保された状態で登る競技。
予選・準決勝(定員26名)・決勝(定員8名)の3ラウンドからなる。選手は各ラウンドにおいて1本のルートを1度だけオンサイトでトライ(アテンプト)する。
アテンプト中たった一度でも墜落したり反則行為があったりした場合や制限時間を超過した場合にはその時点で競技中止となり、それまでに達した最高到達点がその選手の成績となる。
競技時間数分の中で力を限界まで絞り出すところとむしろ軽く流すところ、そしてあえて進まないで休むところなどの見極めが必要となる、頭と身体を使う競技である。
五輪〝クライミング〟ボルダリング種目
およそ5m以内の高さの短い課題をロープなしでトライする。
安全確保のために、床面は厚いマットで敷き詰められている。リード種目と同様に予選・準決勝(定員20名)・決勝(定員6名)の3ラウンド制であるが、大きく異なるのは、各ラウンドの課題(ボルダー)数が複数(予選5課題、準決勝および決勝4課題)であることと、一つの課題で墜落しても制限時間内(予選5分、準決勝5分、決勝4分)ならまたやり直せる点である。
五輪〝クライミング〟スピード種目
あらかじめ決められた条件の壁をいかに早く駆け登れるかを競う。
壁の高さや傾斜、ホールドの種類や位置、角度は統一されており、大会が変わっても同じ条件となるため、他の2種目と異なり世界記録が存在する。
なお、選手は競技中、安全確保のため安全装置(オートビレイ機)に繋がったロープを装着して競技を行う。
予選は用意された2本のルートを1回ずつトライしてタイムを計測し、早い方のタイム順に16名が決勝に進出する。決勝は対戦形式によるトーナメントとなり、予選1位と16位、2位と15位というように予選順位の高い選手と低い選手の組み合わせで1回戦を戦い、早くゴールした方が次のラウンドに進む。
五輪〝クライミング〟複合種目
上記の3種目を行いその総合ポイントで争う。
予選を行い、その上位6選手が決勝に進む。なお、スピード種目については、予選は2度のタイム計測により順位を決めるが、決勝は2人1組の対戦形式で実施され、各勝者と敗者の中で最もタイムが早かった1名を加えた4名で準決勝を行い、決勝・3位決定戦を経て順位を決める。
総合順位は、予選・決勝とも、3種目の順位を掛け算して算出したポイントで決められ、ポイントが小さい選手ほど上位となる。
五輪〝クライミング〟メダル有望選手
男子:五輪〝クライミング〟メダル有望選手
- 安楽宙斗(あんらく そらと): パリオリンピック男子複合(ボルダー&リード)で銀メダルを獲得しました。
17歳(当時)での快挙であり、日本男子初の五輪メダリストとなりました。
2023年のワールドカップではリードとボルダーの両方で年間総合優勝を達成した「世界最強のクライマー」の一人です。 - 楢﨑智亜(ならさき ともあ): 東京オリンピックに続く2大会連続出場を果たしました。
世界選手権でも活躍しており、常に上位入賞が期待されるベテラン選手です。
女子:五輪〝クライミング〟メダル有望選手

- 森秋彩(もり あい): 複合種目で4位に入賞し、メダルにあと一歩届きませんでした。
今後は「ロサンゼルス五輪でのメダル獲得」を目標に掲げ、さらなる活躍が期待されています。 - 野中生萌(のなか みほう): 東京五輪で銀メダルを獲得した実績を持つ選手です。
パリ五輪でも2大会連続のメダル獲得を目指しました。
オリンピックのクライミングの起源と歴史
1940年代後半から1980年にかけてソビエト連邦で自然の岩場において規定の高さをいかに早く登れるかを競っていたのが始まりとされる。
スポーツクライミングの競技会の国際競技連盟はIFSC(国際スポーツクライミング連盟)であり、IFSCが厳密な競技ルールを制定している。
かつては山岳・登山(クライミング)のUIAA(国際山岳連盟)が国際競技連盟だったがスポーツクライミング部門が分離独立し、IFSCとなった。
日本においてUIAA, IFSCに加盟したのは日本山岳協会(のちの日本山岳・スポーツクライミング協会)である。
五輪〝スケボー〟メダル有望選手
〝スケートボード〟男子ストリート
- 堀米雄斗選手(ほりごめ ゆうと): 東京五輪に続く2連覇を達成したパリ五輪金メダリストで、引き続き有力なメダル候補です
- 小野寺 吟雲(おのでら ぎんう):14歳(当時)の若手有望株として注目されていました。

〝スケートボード〟女子ストリート
- 吉沢 恋(よしざわ ここ):14歳(当時)でのパリ五輪、金メダル獲得は大きな話題となりました。
- 赤間 凛音(あかま りず):吉沢選手とともに表彰台に上がり銀メダル、日本勢のワンツーフィニッシュに貢献しました。
〝スケートボード〟女子パーク
- 開 心那(ひらき ここな):東京2020大会でも銀メダルを獲得しており、2大会連続のメダル獲得となりました。
- 四十住 さくら(よそずみ さくら):東京2020大会の金メダリストで、パリ大会での2連覇を目指していましたが、惜しくもメダルには届きませんでした。
五輪のスケボー「メダリスト」
五輪のスケボー・男子パーク
五輪のスケボー・男子ストリート
| 大会名 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 2020 東京 | 堀米雄斗 日本 (JPN) | ケウビン・ホフラー ブラジル (BRA) | ジャガー・イートン アメリカ合衆国 (USA) |
| 2024 パリ | 堀米雄斗 日本 (JPN) | ジャガー・イートン アメリカ合衆国 (USA) | ナイジャ・ヒューストン アメリカ合衆国 (USA) |
五輪のスケボー・女子パーク
| 大会名 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 2020 東京 | 四十住さくら 日本 (JPN) | 開心那 日本 (JPN) | スカイ・ブラウン イギリス (GBR) |
| 2024 パリ | アリサ・トゥルー オーストラリア (AUS) | 開心那 日本 (JPN) | スカイ・ブラウン イギリス (GBR) |
五輪のスケボー・女子ストリート
| 大会名 | 金 | 銀 | 銅 |
|---|---|---|---|
| 2020 東京 | 西矢椛 日本 (JPN) | ライッサ・レアウ ブラジル (BRA) | 中山楓奈 日本 (JPN) |
| 2024 パリ | 吉沢恋 日本 (JPN) | 赤間凛音 日本 (JPN) | ライッサ・レアウ ブラジル (BRA) |

五輪 サーフィンのメダリスト
五輪 サーフィン・男子ショートボード東京2020大会
金メダル:イタロ・フェレイラ (Italo Ferreira)・ブラジル
銀メダル:五十嵐カノア (Kanoa Igarashi)・日本
銅メダル:ガブリエウ・メジーナ (Gabriel Medina)・ブラジル
五輪 サーフィン・女子ショートボード東京2020大会
金メダル:カリッサ・ムーア (Carissa Moore)・アメリカ
銀メダル:ビアンカ・ブイテンダグ (Bianca Buitendag)・南アフリカ
銅メダル:都筑有夢路 (Amuro Tsuzuki)・日本
五輪 サーフィン・男子ショートボード パリ2024大会
金メダル:コナー・オレアリー (Connor O’Leary)・日本
銀メダル:ジャック・ロビンソン (Jack Robinson)・オーストラリア
銅メダル:ガブリエウ・メジーナ (Gabriel Medina)・ブラジル
五輪 サーフィン・女子ショートボード パリ2024大会金メダル:
金メダル:キャロライン・マークス (Caroline Marks)・アメリカ
銀メダル:タティアナ・ウェストン=ウェブ (Tatiana Weston-Webb)・ブラジル
銅メダル:ジョアン・デフェイ (Johanne Defay)・フランス

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